2024年6月17日月曜日

TV周りの家具について

 

こんにちは!

今日はTV周りの家具についてコメントをさせて頂きます。


「TV台」や「TVボード」と書かずに、「TV周りの家具」と書いたのは、従来型のTV台やTVボードを利用するケースが減少しているからです。

例えば、弊社モデルハウスもTVは壁掛けタイプを選定しています。



TVのアンテナ(光ファイバー)と電源は、壁からTVの裏側に直接出す事で、配線が一切見えない形になっております。
ただし、弊社の場合、TVの録画を長時間行いたい・・・という要望があったため、TV内のHDDだけではなく、外付けのHDDを接続しております。

この「外付けHDD」を収納するスペースとして、TV下のキャビネットを用いております。
(ただし、TVと外付けHDDの接続は、コードを壁の中に隠す事で、一切見えない形になっております)

ちなみに、こちらのキャビネットは、ペット用の仏壇を兼ねた構造となっております。
来客時などは上記写真のように扉を閉めておりますが、普段は下の写真のように扉を開けております。


また、和室のTVに関しては、扉を閉めるとTV自体が見えないスタイルとなっております。


こちらが扉を閉めている状態での写真になります。


TVを見る時には扉を開けます。


扉を閉めるタイプでは、過去にこのような製品も製作させて頂きました。


こちらが扉を開けた状態の写真になります。

こちらは変形型の市松模様を扉に採用しております。(収納部の扉はシーグラスを用いてアジアンな雰囲気に仕上げております)


最近のデザインではこんなデザインや


こんなデザイン。(扉を閉めたところです)



こちらは、扉を開けたところです。
このようなタイプのご用命が増えている印象です。


ところで、かつてはこのような高さが50センチくらいあるTVボードが一般的でした。


この頃は、TVの画面サイズが40~50インチ程度が一般的であったように思います。

画面のサイズが徐々に大きくなるにつれて、高さは35センチ程度まで低くなりました。


高さが35センチ程度のTVボードは、TVは65インチ程度が一般的でした。
なお、TVボード自体の幅は2メートルくらいのオーダーが多かったように思います。

このようないわゆる“TV台”や“TVボード”のご用命は、最近、非常に少なくなってきたように思います。

ただ、新築の家の場合、補強等をはじめから行うのが一般的ですが、従来からある建物をリフォームする場合、壁を補強するのは費用がかさむ為、壁掛けタイプに変更される方は意外に少ないように思います。
まだ当分は、従来型のTV台もある程度は需要があるのかもしれません。


生活スタイルの変化に応じて、TV周りの収納等のスタイルが変化してきたことを改めて振り返ってみました。

今後は、壁に光を照射し、画像を大きく表示する等のタイプが増えてくるのではないかと予測しております。

時代遅れにならぬよう、今後とも動向を注視していかねばなりません。
結構家具屋も大変です(笑)



オーダー家具のAsli、ホームページ https://resort-villa-life.com

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