2024年7月29日月曜日

照明計画の重要性について

 

こんにちは!

心地よい空間を創造するためには、照明計画が重要である事は論を待ちません。

「陰翳礼讃」という谷崎潤一郎の随筆がありますが、日本人は薄暗い明りを好む民族なのかもしれません。


ただ、インド人のお客様に家具をお届けした際に、かなり暗い空間で生活している事に驚いた事があります。

電気代の節約ではなく、そのような空間の方が、落ち着くようです。

たまたまその方がそうであった訳ではなく、何人かのインド人のお客様が同様でしたので、生活習慣の違いがあるのかもしれません。(暑い国であることが関係しているのかも?)


本日、お客様へのご提案資料として、照明の感じを昼白色と電球色の二種類に設定してみました。厳密には、チェアの形状も変えておりますが、照明の雰囲気でかなり異なるイメージに仕上がったように思います。


こちらは昼白色のイメージです

こちらは電球色のイメージです

当然ですが、床のタイルはカラーを変えている訳ではありません。あくまで照明が異なるだけです。照明の色を考慮して家具のカラーも考えていく事が必要です。



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2024年7月28日日曜日

報国寺の座禅会に行ってきました

 

こんにちは!

今日は弊社モデルハウスから徒歩10秒(?)にある報国寺さんで実施されている「座禅会」に参加してきました。

朝7:00~7:30に受付を済ませ、7:30~9:15が座禅会の時間になります。


予約などは特に必要なく、初心者の人は座禅における作法や考え方を学んだ後に座禅を組む正式な場に案内される形です。






報国寺さんは、ミシュラングリーンガイドで、神奈川県で唯一の三ツ星を獲得しているお寺になります。
このため、海外から訪れる方が非常に多いのですが、座禅会自体は日本語のみでの説明でした。(外国の方も何名か参加されていましたが・・・・)

なお、7時半ジャストに門が閉められてしまいます。
到着が遅れたため、門の前で立ち尽くしている方が時々いらっしゃいます。
途中からは絶対に参加出来ない為、時間厳守が必要です。





「調身」「調息」「調心」・・・・・・「身体」と「呼吸」、「心」を整える事が求められますが、組みなれない座禅の為、足が痛くなり、つい動いてしまいます。

呼吸については、吐き出す際に10秒程度の時間を掛ける事が求められますが、なかなかこれが出来ません。

最後の「雑念を払う」は更に困難で、如何に自分自身が「雑念だらけ」であるのかを思い知らされました。


定期的に参加されている方が結構いらっしゃいます。そのような方々は服装も整っていらっしゃいます。

正式な会員になるのはハードルが高いですが、機会があればぜひまた参加してみたいと思います。



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2024年7月24日水曜日

だいぶ慣れてきました

 

こんにちは!

新しく使い始めたレンダリングソフトですが、だいぶ慣れてきました。

このソフトは、ガラスの反射や透け感については、今まで利用してきたレンダリングソフトよりも優秀ではないかと感じております。

その上、処理スピードが圧倒的に早く、殆ど待つ必要がありません。

レンダリングソフトを初めて利用した頃は、精度の高い物を作成しようとすると何時間もかかっていました。そのようなソフトとは比較にならない速さです。



TVの右にあるガラスキャビネットですが、中のグラスが若干見えつつも、ソファの一部が写り込む等、結構リアルです。




照明の使い方もだいぶ慣れてきました。
ただ照明をつけるだけですと、夜のような雰囲気に仕上がってしまいます。
色々と調整する事で、自然な雰囲気に仕上がる様です。

現状でもそこそこの仕上がりですが、まだまだ一部の機能を利用しているだけであると思います。早くマスターし、お客様に対しイメージしやすい資料の提供を目指したいと思います。


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2024年7月9日火曜日

数多くのご相談を頂いております

 
こんにちは!

ここのところ、数多くのご相談を頂いており、寝る間を惜しんで(?)資料の作成に取り組んでいる次第です。

資料の作成においては、新しいレンダリングソフトが大活躍(?)しております。

ただし、まだ使いこなすには至っておらず、もう少し色々とテストしてみれば、お客様に対し、よりリアルにイメージをお伝えできるのではないかと考えております。


ところで、このような資料を作成してみて感じるのは、「頭に思い描いたものを実際に3Dで作成してみると、意外に異なる意見やアイデアが浮かんでくる」という点です。


例えば



玄関に入り、左にオフィス・スペースがある間取りですが、当初は人の気配が感じられるよう、壁面の一部だけを透かし彫りにしておりました。


お客様からのご要望により、高さを抑えた仕様に変更してみました。
照明の明るさもより抑える事で、理想とするイメージに近づいたように思います。


このようなソフトを利用する意義は、実際に家具などを製作する前に、完成後の住空間をイメージ出来る事です。

ご自宅や別荘を建築出来るのは、一生のうちでそう何度もある事ではありません。
「こうしておけばよかった・・・・」という事がない様、ぜひお気軽にご相談ください。
皆様からのお問い合わせを心からお待ちしております。



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2024年6月30日日曜日

新しいレンダリングソフトについて

 
こんにちは!

昨日から使用を開始したレンダリングソフトですが、色々と試すうちにようやく使い方に関し、多少は理解ができるようになってきました。

レンダリングのソフトは、それぞれのソフトにかなり“癖”があり、基本となる「考え方」を理解出来ないと、なかなか使いこなす事が出来ません。


ただ、AIとかが一般化してきておりますので、近々、操作の間違いなどを音声で知らせてくれるようになるのではないかと予想しております。

早くそうなってほしいものです(汗)


とりあえず、何枚かレンダリングした画像を掲載させて頂きます。













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2024年6月28日金曜日

新しいレンダリングのソフトを使用してみました

 

こんにちは!

今日は朝から雨が非常に強く降り続いております。

静岡県では、線状降水帯が発生してるようで、避難警報が発令されたようです。

大きな災害が発生しないことを祈るばかりです。


さて、外での作業等が出来ない為、新しいレンダリングのソフトを調べてみました。

「Twinmotion」というソフトで、何と“無料”で使う事が出来ます。

試用期間の30日間だけは無料・・・とかは良くあるのですが、ずっと無料で使えるソフトは非常にありがたいです。

早速、過去に製作した3Dをレンダリングしてみた結果が以下の画像になります。



ちなみに、以前使っていたレンダリングソフトの「V-ray」の画像は、以下の通りです。



V-rayは非常に高価なソフト(サブスクリプション)で、使い続けるにはかなり度胸が必要(?)です。

「Twinmotion」 は無料の割にはかなりリアルな仕上がりだと思います。
ただ、TVボードのガラス部分は黒の半透明ですが、反射が強すぎてどうなっているのか全く分かりません。

いずれにしましても、仕上がりの良さは設定次第です。
現状では、「Twinmotion」を全く使いこなせておりません。
しばらくこのソフトを使い、レベルアップを図っていきたいと思います。



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2024年6月24日月曜日

天然の大理石を用いた洗面台です

 

こんにちは!

本日は、都内のお客様からご用命頂きました、天然の大理石を用いた洗面台をご紹介させて頂きます。


大理石は、写真のような「白」か「グリーン」、「ベージュ」が一般的です。

トップコート加工を行っておりますので、表面はツヤツヤになっております。

ちなみに、写真の洗面台の場合、木材は「マホガニー」で、塗装は「ココアブラウンの二回塗り」です。


ココアブラウンの二回塗りは、ウォールナットブラウンの1回塗りに近いカラーに仕上がりますが、ウォールナットブラウンが「イエロー系」であるのに対し、「オレンジ系」になります。光が当たりづらい場所などに設置する家具の場合、「明るさ」と「躍動感」を演出してくれるように思います。


ちなみに、下部の引き出しは、取っ手のないデザインになります。

モダンなイメージを演出する場合、取っ手はない方が良いように思います。


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2024年6月21日金曜日

薪ストーブについて

 

こんにちは!

関東地方は、今日ようやく梅雨入りしたようです。

ここのところ、真夏のような暑い日が続いておりましたので、多少、ほっとした気持ちもある反面、やはり雨はうっとうしいので、早く梅雨が明けて欲しいという気持ちが交錯している次第です。

ところで、弊社モデルハウスも二度目の冬を経験し、薪ストーブの扱いなどにも慣れてきました。時期外れではありますが、今日は薪ストーブについて書いてみたいと思います。


まず、鎌倉の冬についてですが、率直なところ「想像していた以上に寒い!」という印象です。

弊社モデルハウスは、「宅間ヶ谷」という谷戸に所在しており、南北方向は開けているのですが、東西はどちらも山が迫っております。(ちなみに、西側は短歌等で歌われている衣張山になります)このため、日が当たり始めるのが10時頃で、日が沈むのが4時くらいになります。つまり、正味6時間ぐらいしか日が当たっておりません。これが寒い原因だと思います。

薪ストーブの暖かさについては、よく言われているように、「非常に暖かい」といった印象です。弊社で導入している薪ストーブは、ヨツール社のF163という薪ストーブになります。



背面はガラス+ウッドブラインドですが、一定の距離を確保している為、耐熱の問題は特にありません。(床はもともと石ですので、レンガなどを敷いたりもしておりません)

操作性は、レバー一本で大丈夫ですので、かなり良い機種だと思います。
コーナーへの設置になりますので、細身のデザインがちょうど良かったように思います。

弊社モデルハウスのリビングダイニングは、一般的な家庭よりもかなり広めの空間だと思いますが、この薪ストーブ一台だけで暖房は十分なレベルにあります。

ちなみに、薪の入手は町田市にある「東京薪販売」という会社に買いに行っております。
値段的には、20キロで1,650円(税込)です。
大体20キロで薪が25本ぐらい(?)だと思います。

弊社の場合、だいたい4本程度を燃やして3~4時間温める感じですので、1回あたりの薪の値段は66×4=264円程度になると思います。

1時間当たりではおおよそ88円程度。ガスストーブの場合、1時間のコストはおおよそ42円程度のようですので、薪ストーブのコストは倍以上!になるという事です。

やはり薪を購入しているようでは、コストはその他の暖房器具に比べ割高になってしまいます。どの暖房器具よりも暖かいのは事実なのですが・・・(汗)

あと、時々焼き芋を作っております。
温度が100度くらいに下がってから、アルミホイルで包んだサツマイモ(紅あずまが多いです)を焼いて食べます。
これが結構おいしく、このために薪ストーブをつけているようなものです。


二年目の冬は、薪を買い込み過ぎてしまい、薪小屋が薪でかなり一杯な状況です。


薪小屋については、弊社の工場で製作し、私が一人で組み立てましたので、費用はそれほど掛かっておりません。
ただし、一般の人の場合、薪の保管場所なども確保する必要があり、余程、DIYとかが好きな人でもないとかなりハードルは高いのかもしれません。



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2024年6月17日月曜日

TV周りの家具について

 

こんにちは!

今日はTV周りの家具についてコメントをさせて頂きます。


「TV台」や「TVボード」と書かずに、「TV周りの家具」と書いたのは、従来型のTV台やTVボードを利用するケースが減少しているからです。

例えば、弊社モデルハウスもTVは壁掛けタイプを選定しています。



TVのアンテナ(光ファイバー)と電源は、壁からTVの裏側に直接出す事で、配線が一切見えない形になっております。
ただし、弊社の場合、TVの録画を長時間行いたい・・・という要望があったため、TV内のHDDだけではなく、外付けのHDDを接続しております。

この「外付けHDD」を収納するスペースとして、TV下のキャビネットを用いております。
(ただし、TVと外付けHDDの接続は、コードを壁の中に隠す事で、一切見えない形になっております)

ちなみに、こちらのキャビネットは、ペット用の仏壇を兼ねた構造となっております。
来客時などは上記写真のように扉を閉めておりますが、普段は下の写真のように扉を開けております。


また、和室のTVに関しては、扉を閉めるとTV自体が見えないスタイルとなっております。


こちらが扉を閉めている状態での写真になります。


TVを見る時には扉を開けます。


扉を閉めるタイプでは、過去にこのような製品も製作させて頂きました。


こちらが扉を開けた状態の写真になります。

こちらは変形型の市松模様を扉に採用しております。(収納部の扉はシーグラスを用いてアジアンな雰囲気に仕上げております)


最近のデザインではこんなデザインや


こんなデザイン。(扉を閉めたところです)



こちらは、扉を開けたところです。
このようなタイプのご用命が増えている印象です。


ところで、かつてはこのような高さが50センチくらいあるTVボードが一般的でした。


この頃は、TVの画面サイズが40~50インチ程度が一般的であったように思います。

画面のサイズが徐々に大きくなるにつれて、高さは35センチ程度まで低くなりました。


高さが35センチ程度のTVボードは、TVは65インチ程度が一般的でした。
なお、TVボード自体の幅は2メートルくらいのオーダーが多かったように思います。

このようないわゆる“TV台”や“TVボード”のご用命は、最近、非常に少なくなってきたように思います。

ただ、新築の家の場合、補強等をはじめから行うのが一般的ですが、従来からある建物をリフォームする場合、壁を補強するのは費用がかさむ為、壁掛けタイプに変更される方は意外に少ないように思います。
まだ当分は、従来型のTV台もある程度は需要があるのかもしれません。


生活スタイルの変化に応じて、TV周りの収納等のスタイルが変化してきたことを改めて振り返ってみました。

今後は、壁に光を照射し、画像を大きく表示する等のタイプが増えてくるのではないかと予測しております。

時代遅れにならぬよう、今後とも動向を注視していかねばなりません。
結構家具屋も大変です(笑)



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2024年6月9日日曜日

紫陽花の季節になりました

 

こんにちは!

いよいよ紫陽花の季節になって参りました。

弊社モデルハウスのある鎌倉は、紫陽花の季節が最も観光客が多くなるようです。

ただ、最近では、平日でも外国からの観光客でごった返している状況であり、本当にオーバーツーリズムの問題は深刻化してきているように思います。


なお、鎌倉で紫陽花と言えば、明月院が最も有名で、一面、ブルーで彩られる様子を「明月院ブルー」などと表現されています。

弊社モデルハウスから歩いて行ける距離ですが、実は紫陽花の時期に一度も訪問したことがありません。

ゆっくりと周辺を散策出来るような“余裕”を持ちたいところですが、当面はモデルハウスの紫陽花で我慢(?)したいと思います。



モデルハウス内の至るところに紫陽花を植えております。


ピンクの紫陽花もあります。(和室からみた紫陽花になります)


テラスからみた紫陽花になります。


リビングのガラス越しにみたテラスになります。



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2024年6月3日月曜日

搬入が困難な大型の家具について

 

こんにちは!

無垢の家具を採用する場合、可能であれば天板などは1枚ものをチョイスしたいところです。ただし、長さがある場合、工場で完成させてしまうと家に搬入が出来ないケースが多いと思います。

また、スペース的には搬入できる場合でも、非常に重量が増してしまい、人が運ぶのは不可能(?)なケースも出てきます。

例えば、マンションの場合、搬入するためにはエレベーターに載せる事が必要になります。

極端に大型の家具ではなくとも、サイズがちょっと大きいだけで載せられない場合もあります。



例えば、こちらのお客様の場合、マンションの壁面に超大型のTVステーションを設置なさいました。

エレベーターのサイズに合わせて複数に分解できますが、天板部分のみであれば、エレベーター内で傾ける事で積載が可能となりました。

このため、以下のような構造を採用しております。(TVの下の部分です)





こちらが、TV部分の右側の天板になります。

上記のような構造を採用する事で、天板部分は1枚で製作が可能になります。
天板部分に切れ目があるのは、やはり出来るだけ避けたいと考える方が多いのではないでしょうか?



弊社モデルハウス、キッチン・キャビネットも基本的には同様の構造を採用しておりますので、収納部は複数に分かれますが、天板は1枚であり、一つの大型キャビネットに見えるように製作しております。
この天板部分に切れ目があると、やはり興ざめだと思います。



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2024年5月28日火曜日

AIを使ってみました

こんにちは!

最近、AIの話題が非常に多いと思い、弊社のビジネスでも利用できるのか、とりあえず使ってみました。

従来から使っているソフトで作成した建物を、夜にライティングするとどんなイメージになるのかをAIに問い掛けてみました。

しばらく考えて出てきたのが以下の画像になります。



元の画像は以下の画像です。



全体的なイメージは殆ど同一ですが、細かな部分はかなり異なっております。
車などは全く違う車種になっていますし、カウンターチェアや外壁の色なども全く違います。


ちなみにこちらの画像は、従来から使っているソフトでレンダリングをした画像になります。



こちらが、平面図になります。

現状では、比較するまでもなく、「レンダリング・ソフト」の圧勝になります。
レンダリングのソフトも、従来から比べると圧倒的にリアルな画像に変換できますので、お客様にイメージをご提示させて頂く場合、非常に強力な武器になると思います。

では、AIが利用できる場面がないかといえば・・・・・決してそんなことはないと考えます。

例えば、「大きなベランダのある、海辺の別荘」と入力すると、1分もたたないうちにいくつもイメージが示されます。
「外壁のカラーはホワイトで・・・」と追加すると、その通りの画像に変換されます。

もちろん、現時点では“使える”レベルではありませんが、数年のうちにはかなり“使える”ようになるのではないかと思います。

デザイナーさんとか、建築士さんとか、コンピュータに代替される事はないだろうと考えられていた職業も、本当にうかうかしていられない時代になったのかもしれません(?)



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2024年5月12日日曜日

川端康成が愛した宅間ヶ谷

 
こんにちは!

先日、犬の散歩をしていた際に、この地に40年以上住んでいらっしゃる近所の方と話をする機会がありました。

色々と話をした中で、たまたま川端康成の話になり、弊社モデルハウスの隣に住んでいたことが判明いたしました(驚)


金沢街道から華の橋を渡った通りを「宅間ヶ谷」と呼びます。

歩いても10分程度の短い通りですが、ミシュラン・グリーンガイドで神奈川県唯一の三ツ星を獲得している竹寺(報国寺)や旧華頂宮邸、無為庵、作家の林房雄の自宅などが点在しています。

なお、林房雄がこの地を大変気に入り、川端康成に引っ越してくるよう誘い、川端が隣に移り住んだ・・・という話は大変有名で、色々な文献に紹介されています。

林房雄の家は完全に特定されているため、この隣の家が川端康成が移り住んだ家だと勝手に思い込んでいました。

林房雄の家は、弊社モデルハウスから100メートルくらい離れた場所ですので、まさか川端康成が弊社モデルハウスの隣に住んでいたとは全く考えた事もありませんでした。

(林房雄の誘いとは言っても、完全に隣ではなく、少し離れた近所に川端は越して来た・・・という事ですね)


映画にもなった川端康成の代表作「山の音」は、私が今、パソコンを打っている数メートル先で書かれた・・・というのは、非常に感慨深いものがあります。



弊社モデルハウスの隣(?)で執筆中の川端康成



林房雄と三島由紀夫が対談しているところ。三島は林邸を頻繁に訪問し、激論を交わしていたとの事です。当然、川端も頻繁に林邸を訪れていた筈です。


ちなみに、「華の橋」から徒歩2分程度のところに女優の原節子さんが晩年を過ごされた自宅があります。こちらも、ファンの方が今でも時々訪れているようです。

徒歩数分のところに名所や旧跡が数多く所在しています。
「鎌倉(宅間ヶ谷)恐るべし」といった感じです。



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2024年5月6日月曜日

新緑がまぶしい季節になりました

 

こんにちは!

GW最終日という事で、ご自宅でゆっくりされていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?

弊社モデルハウスのある鎌倉は、オーバーツーリズム対策ということで今年から徒歩での移動を推奨しておりますが、季節的には暑過ぎず・寒過ぎず・・・といった感じで、徒歩移動は鎌倉観光には適しているように思います。

ところで、今年はツツジの開花が早かったようで、例年ですとGW頃に満開となるツツジが今年は殆ど散ってしまっております。桜の開花時期も昔に比べ早くなっている感じですが、この辺りにも温暖化の影響が出ているのかもしれません。


弊社モデルハウスのリビング部分から見る庭の景色も、緑一色に変化してきております。

植木を植えてから2年ほどが経過し、植物がかなり成長している感じです。




リビングから続くテラスに出ると、山を仰ぎ見る形になりますが、こちらはかなりの大迫力になります。



中央の大木がモミジで、秋には真っ赤に染まります。冬場の落葉処理には手を焼いておりますが、新緑の鮮やかさが救いとなっております。



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2024年5月5日日曜日

インドネシアの工場に行ってきました

 

こんにちは!

GWの真っただ中という事で、旅行中の方も多いと思います。

私は、先月、長期でインドネシアの工場を訪問したこともあり、このGWは殆ど予定を入れず、自宅でゆっくり(?)しております。

天気が非常に良く、湿度が低いため、モデルハウス床の水拭きや車のワックスがけなど、普段できないような事に取り組んでいる次第です。


今回の工場訪問は、今まであまり取り扱いがなかったような製品のオーダーを数多く頂いたため、色々と自分自身でチェックしなければならなかったからです。

2022年12月、コロナが多少治まってきた時に工場をやむなく訪問しましたが、それ以来という事で、ほぼ2年ぶりの訪問になりました。



久々の飛行機(?)コロナ前はそこそこ頻繁に搭乗しておりましたが、最近はとんとご無沙汰です。三浦半島の油壷湾や小網代湾がきれいに見えました。


ジャカルタのスカルノハッタ空港です。最近はどこの空港に行っても、このようなガラス張りの建物ばかりで情緒がありません。バリ島、デンパサールの空港などは、独特の香りや石彫りの人形、建物の形状など、以前は到着した瞬間からバリが感じられました。今はすっかり近代的になってしまい、何処に着いたのか全く分からない感じです。


お客様に無断で掲載させて頂くのも気が引けるので、多くはお見せ出来ませんが、このような大型の家具(家具というより家そのもの?)が中心です。





こんな感じや



こんな感じなど、大理石を用いたものが数多くございました。

ジャワ島は、イスラム教徒が多く、殆どの飲食店でビールが飲めません。
汗をかいた後などは、どうしても飲みたくなり、数少ないビールが置いてある飲食店に2週間の間、何度も訪問した次第です。
(スーパーマーケットでもビールが買えない為、そのお店でまとめてビールを購入し、ホテルの冷蔵庫で冷やしておりました)

インドネシアに万一住むことになったら、間違いなくバリ島を選択すると思います(笑)



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